人と人が同じ職場で経験する出来事の捉え方が違うから摩擦は生じます【3500pvOVER!】
同じ釜の飯を食う覚悟はどんなものか
同じ釜の飯を食うとは生活を共にしたり同じ職場で働いたりして苦楽を分かち合った親しい間柄のたとえ。
生活を共にしたり、同じ職場で働くと、、、
ありますよ!出てきますよ。色々な問題が。
人間関係やら、勝手に思い込んだイメージと違うやら。
まぁたくさんありますよね。
『本当に信頼関係が出来ていて、いつどんな時でも一緒に居たってストレスフリーな人。それって何人ぐらい居ますか??』
おそらく、そんなに多くいないですよね。
そうなんです。
逆にそんな人は沢山いなくていいんですよ。
同じ職場の人なんて育った環境も違えば、モノの捉え方も違うんです。
最初からストレスフリーなんてあり得ません。
これからもあり得ないかもしれません。
ただ言いたいのは、最初から心を閉ざしてはダメですよってことです。
同じ職場の人なんて育った環境も違えば、モノの捉え方も違う
だから、よく話し合うことが大切なんです。
会話をするんです!
何かで叱られて、疑問があれば立場をわきまえて、質問しましょうよ。
そしたら、分かることがあるんです。
それは
『自分の気持ちや意見とは違うんだな。』
『自分と人(先輩、同期、後輩)は違うんだな』
という事がわかります。
これが大切なことなんです。
違うから意見も異なる。
捉え方も違う。
人と自分は違うんだという事を分からずに、意見してしまうと、押し付け合いになってしまいますよ。
先輩なら尚更。
一つの経験から苦楽を分かち合うという事はとても大切なんです。
『自分の苦』が『周りの楽』だったり
『周りの苦』が『自分の楽』だったりしますからね。
そう思うと、同じ釜の飯を食うって
『自分とは違う捉え方をする人達と共にし、自分にないモノを吸収して成長すること』
なんですよね。
自分にないモノを吸収するぞ!
少なからず、そんな覚悟は必要です。
社会は厳しいぞ!学生気分ではダメだぞ!それも大事な事です。でももっと大切な事、、、【2800pv OVER!】
そろそろ新入社員たちと初顔合わせ!な時期ですね。みなさんは新入社員の教育で一番最初に教えることって何ですか?
このグラフは採用時に重視する社会人基礎力(パーセンテージは企業が必要と感じている割合)
- 主体性83.7%
- 実行力54.1%
- ストレスコントロール27.9%
- 柔軟性24.6%
- 想像力21.3%
- 働きかけ力14.8%
- 傾聴力13.1%
- 発信力8.2%
- 計画力4.9%
- 状況把握力4.9%
- 規律性4.9%
今まで学生だった新入生たちはいろんな会社の説明を受け、希望の会社への面接やディスカッションでその企業側のこれまでのデータや感覚で見切られ判断されて、選ばれてきました。
ある程度会社に似合う事が前提とされた社員がそこに居るって事なんですが
そこから教育次第で良くも悪くも育つって事です。
今まで学生だった気分を一新して社会人になる厳しさを伝える事だったり、学生のルールから社会のルールに変わる事はとても大変だと思うのでそんな覚悟をして、これからの社会人としての心構えをしておくんだぞ!
と学生と社会人の切り替えを伝える事も必要だと思います。
長く新人研修会を担当させてもらって、感じる事は今までとは受け手、新入社員達の変化が感じられるんですよね。
学生のルールとか社会のルールとか、確かに大切ですがそんな事は覚悟の上でここにいます!って感じるんです。
厳しさを実感するために働くわけじゃない
色んな研修とかありますが最初の研修でもある新入社員研修って
これからの社会人生活の第一歩目の研修会としてはとても重要だと思います。
社会人としての心構えとか考え方とか、もちろん自社の理念共有から教育カリキュラムの説明も含めてお伝えすることはたくさんあります。
しかし、あまり先の話をしてもイメージ出来ないし社会は厳しいぞ!って厳しさを実感するために仕事をするわけじゃないので、何を伝えるべきなのかは毎年の新入生たちの目や姿勢をみて変えるべきだと思います。
ですので近年の新人研修会では仕事をする喜びって事に重心を変えて話をしています。
お客様相手の業界はお客様の‘ありがとう’という感謝の気持ちがお金という対価として現れます。
その感謝のありがとうは技術と自分が発信するありがとうの数に応じて跳ね返ってきます。
まずは自分から感謝の気持ちを前面に出す
まだまだ若いうち、何事も教えてもらう立場の今は自分から感謝の気持ちのありがとうを伝えないとダメだと思います。自分から感謝の気持ちを前面に出して、そして声に出していく事がとても大切です。
教えて下さってありがとうございます!
見ていただいてありがとうございます!
していただいてありがとうございます!
感謝する事って細かいところから大きなところまでたくさんあって、それに敏感に反応出来ることで感謝の気持ちを育てる事と気づきのスキルアップにも繋がります。
感謝する事はいつまで経っても大切。感謝も上辺の言葉だけじゃなくてしっかりと感謝の気持ちを持ちたいですよね。
失敗してもイイ時期
ミスは許されない年代
そんな事を経験して失敗もして、自分の力に変えていきますが、失敗してもいい時期とミスは許されない年代ってのがあります。
失敗してもいい時期って失敗を受け入れる時期なんですよ。失敗しても、若い時は先輩方がフォローしてくれます。その失敗を悔やむより失敗を受け入れなければいけません。受け入れることでこれからの起こる物事の捉え方に影響していきますので失敗を素直に受け入れなければ、先輩方は受け入れ方をしっかりと教える事が重要です。
いずれはミスが許されない年代になってきますからそれまではたくさん失敗して色んな事を経験していけばいいと思います。
ミスが許されない年代は‘ここぞ!’という時にきっちりとした仕事をすること。
それが大事。
社会人のルールは厳しいぞ!とか社会人は学生気分ではダメだぞ!などの仕事に対する心構えを教える事も確かに大事ですが、それは少しずつ仕事の実践で感じていけばいい。
感謝する気持ちを心に準備しておこう!仕事とは、人に喜ばれ感謝されながら、楽しくやり甲斐のあるものだと教えてあげる方がこれからの社会人人生に役立っていくと思います。
後輩の良いところをみる先輩、先輩の言う事を素直に聞く後輩【1600pvOVER!】
スタッフ数が多ければ多いほどスタッフの関係性が重要視されていますよね。
スタッフ数とも比例して毎日毎日いろんな事があります。
関係性を構築することは必然
その中でもスタッフの関係性、先輩と後輩の関係。
職種によって違いがあると思います。途中入社で前職歴などの関係でそうじゃない先輩後輩の関係もあります。
しかし大体は先に入社した人が先輩。
日本社会は先輩が後輩のお手本になるべきだという考えや教えがまだまだ根強く残っています。
『和』を大切にし協調性を重要視するという所からきているので決して後輩が先輩を見習う為にそうあるべきだということじゃないんです。
”和の中で協調性を持ちながら秩序を保つ”
そのために『先輩が先輩であるべき姿をキレイに映し出している』わけです。
しかしですよ、現実は
‘後輩の悪いところばかりみる先輩’
‘先輩の良いところを見ようとしない後輩’
そんな思い、そんな関係性で摩擦が生じてしまう事がたくさんあるんですよね。
『後輩の良いところをみる先輩』
『先輩の言う事を素直に聞く後輩』
なんて理想すぎる。
この理想の関係が良いのか悪いのかは別の話ですが。
摩擦が生じてしまったら先輩も後輩も見習うやらお手本やら理屈じゃなくなってきますからね。
秩序も関係ありません。
お互いの気持ちをぶつけ合うか、全く疎外し合うかですよ。
そうなったらあとが大変。
お客様にも雰囲気が伝わるし他のスタッフとの関係にも気を使う。そんな始末。
そうならないためにも日頃のコミュニケーションはとても大切なんです。
先輩後輩に限らずお互いがお互いの事を少しでも理解しておく。
そのためのコミュニケーション。
心の中では、「何くそぉ〜絶対追い抜いてやる!」って思ってたらいいんです。
それが全体の底上げにもなるし、先輩の意識改革にもなる。
ただ、後輩は心で思っておくだけで、態度や口に出しては意味がありません。
そして、先輩はそんな後輩に負けるわけにはいきませんから、日頃の先輩としての心構えや態度、人柄、行動、すべてを意識するべき。
それが自分作りの一環となって一人前になっていきます。
こういった考え方を持つ事で自分なりに解釈しやすくなり、日頃のストレスや問題の解決・処理能力が高まっていくんですよね。
いろんな事が絡まりあって問題点が何処にあるのかわからないまま解決しようと思ってもなかなかうまくいきません。
ちょっと心に余裕を持って
物事を’捉えると『縺れている括り目』が見えたりまた違った見え方に変わってきます。