サロン管理をしていると指示出しや想い、戦略などを伝えるシーンが多々ありますよね。
伝え方で大切なのは「相手に何が伝わったか」「相手が何を受けとったか」を最重要視することですよ。
相手に伝えるって難しい
人はつい自分に視点・観点が向き
伝えることだけに意識を集中させてしまいます
しかし受け取り手は相手
伝えたい内容が
相手に正確に伝わって初めて成立する
「何が伝わるか」を意識した時
自分の「伝え方」はより相手に伝わるものになります
勉強会でも会議でもミーティングでもわかりやすい話や納得できるなぁと思った話は、相手の受け取りやすい言葉で話していますよね
身近なサロンワークでいうと…
例えば
「今、パーマ中でヒーティングしているからあのお客様を見ておいて」
とアシスタントに伝えます
当然の事ながらこの【見ておいて】の中には
たくさんのことが詰まったメッセージですよね
自分の伝えたいことがなかなか伝わらない人は相手の受け取りやすさよりも
自分の表現に意識が向いてしまっているんです
こういった日常にあるシーンを共有していても伝え方次第で解釈の仕方にズレが生じることがあります
うまく共有できていない内容(重要な内容)なら尚更…
あるサロンのスタイリストに
「今月の失客リストを確認してください」
と指示を出しました
当然の事ながらこの【確認してください】の中にもたくさんのメッセージが詰まっています
しかし、このスタイリストとは
年間集客をサロン目標にしていますので、ミーティングなどで失客理由や失客の掘り起こしをよく話しています
だから【確認してください】の漠然とした言葉がよりお互いに近いものになっています
どんなタイプの管理者?
スタッフはリーダーや管理者の【いつもの言葉や行動】に敏感です
*何を基準にしているのか
*何を軸にしてサロン管理しているのか
*何を意識して集客収客しているのか
それがサロンスタッフに浸透していれば伝える事が比較的やりやすく
もし浸透していなければ「日頃の伝える」と同時に
何を基準にしてサロンワークしているのかを明確にするべきかもしれませんね
サロン戦略を立てても日頃のコミュニケーションが乏しければそのチカラは半減してしまいます
あなたはどんなタイプのリーダーで、どんな伝え方をしているでしょうか?
自分分析をして
日頃のコミュニケーションからサロン戦略の行動につなげていきましょう