高水温期が終わり、冬の気配を感じてくる季節…潮変わりでテクニカルになったり、日替りで爆釣したり、気難しいタイラバになってくるのが明石界隈…

高活性で爆釣する時はそんなに深く考えませんが、テクニカルな時は色々と考えてしまいます。
そんなテクニカルなタイラバ…アタリがある時ない時でまた深く考えてしまいますよね。
アタリが無い時はネクタイやウエイトを替えたり、色々と巻きスピードを変えてアジャストさせていきますがアタリがあっても釣れないとき…
どんな事を考えながらアジャストさせていけばよいのでしょうか?
巻きスピード
やはり、まずは巻きスピード。アタリがある場合針掛かりするまでに合わせたり早く巻きすぎると鯛が針掛かりしません。
特に船がドテラ気味になっている場合、巻きとアタリが引っ張り合いになることがありますので針掛かりしにくい、ノリにくい事が多いです。
そんな時は着底から1回転目ドラクがズルっと少し出るぐらい弱めのドラグ設定で合わせていくのがベスト。
アタリが出た場合、針掛かりするまでステイも良い手段です。船がドテラで引っ張られている場合、少なからずタイラバも動いているので超デットスローで巻くかステイか。それぐらいの巻きスピードを意識してみて下さい。
バーチカルでそんなテクニカルなアタリしか無い時も超超デットスローぐらいが効果的です。
針設定
次に考えてみるのが針設定。
ネクタイをしっかり動かしてアピールさせたい時は極論針1本です。
でも、アタリはあるのにノラない!そんな時に針一本は相当な勇気がいりますよね。アタリがあってテクニカルな程、針を増やしたいと思うのが正直なところです。
最近の明石タイラバは3本針を多く見かけます。
自分も3本針設定です。上2本は地獄針+針1本分下に3本目を設定しています。
その3本針で年間通してタイラバをしますが、どうしてもこの冬の気配がしてくるテクニカルなタイラバの時は、ノラないアタリ、ノッてもバラす、釣れても皮一枚…



こんな針掛かりばかりです。
こんな針掛かりだと、運良く針が掛からないとノラないし、強引なやり取りではバラしてしまいまうと予想できますよね…
喰いっけの高い鯛が来た場合はスムーズに上がってきますが、この季節喰いっけの高い鯛は中々きません。9割が喰いの浅い鯛だと感じます。
そんな時の針設定は
小さめの針で3本針、もしくは4本針。
結局はそんな時用の引き出しをいくつ持っているかどうか?です。
いつも小さめ針の2本針使用ならその針の3本、4本針がタックルにあるかどうか。
バイトしてきた口にかからなくても、外掛かりでロックしてくれるイメージですね。絡め取るイメージ。

テクニカルでシブい時に自分の引き出して釣果に繋げる事ができたらまた一段とタイラバがたのしくなりますね。

明石おすすめ針







