冬の明石タイラバ…12月〜ノッコミシーズンの4月頃までの低水温期は厳冬期といわれ、気難しい真鯛の喰いっ気がさらに下がる時期
アタリすら少ない状況での…バラしは辛いものです、出来るならばせっかくのアタリは全て釣り上げたいところですよね。
今回は冬の明石タイラバで数少ないアタリをモノにし、バラさないためにはどういったことを意識すれば良いのか…
今回はそんなことをまとめていきたいと思います。
バラす原因は?
「バレる原因」と「バラす原因」は違っていて、バレる原因はフックが外れる事に限定すれば口切れ身切れ、歯や硬い所に当っていた際のフッキングしきれていない状態、この2つがバレる大きな原因でしょうか。
そしてバラす原因のいくつかも…フックが外れることに限定すればアワセを入れる、入れない、ラインテンションが抜ける。この2つ3つが大きな原因でしょう。
フックが外れる以外のバラしは、何かしらの原因のラインブレイクがほとんどですのでライン結束などは念入りにしておきましょう。
アワセる?アワセない?問題
バラす原因の1つにアワセを入れる?入れない?の問題があります。
テレビやYouTubeで見るようなアワセは演出もしていますので視聴者には格好良くみえますよね、ですがタイラバでアワセを入れるなら派手なアワセは必要ありません。
アワセは歯や硬い部分にあたっている際のフッキングを目的とするのでハリの先端部分に逆方向に尖った突起(バーブ)までの鈎掛り以上は身切れや鉤折れ、鈎拡がりなどのバラし原因にも直結します。
タイラバフックは鈎先からそのバーブまでの距離は短く、バーブの突起形状は小さい。ですので、ほとんど掛けアワセる必要がなく、向こうアワセで十分なフッキングになります。
口唇にしっかりとフッキングしている場合はアワセてもラインブレイク以外バラす確率は低いと思います。
ですが、もし柔らかい部分にフッキングしていたとしてアワセた場合を逆に考えてみると…
喰いが浅い【冬のタイラバ】ではしっかり身にフッキングしている確率が低い時期…薄皮1枚でギリギリタモ入れ!もよくある事ですよね。この薄皮1枚の鉤掛かりでアワセを入れると…身切れ、バラす原因になります。
アワセる?アワセない?問題はどちらの確率にかけるか!?になりますが【冬のタイラバ】ではアワセずに向こうアワセを選択したほうがバラす確率は下がるのではないでしょうか。
ただ、タイラバでもアワセを入れる楽しさは釣りの醍醐味ですね。
鈎に仕事をさせる
上記で【冬のタイラバ】はアワセを入れずに向こうアワセを推奨しましたが、大切なのは鈎に仕事をしてもらうということです。釣鈎の大きさは好みの号数で構いません、おすすめはS〜Mサイズ、メーカーによって違いますが6号〜8号ぐらいでしょうか。
自分は渋い時のタイラバでは喰いが浅いアタリもできるだけ鈎掛りさせたいので大きさより細さを重要視しています。細くて折れない鈎がベストですね!
そしてそんな信用度の高い釣鈎でも…尖端がネムってしまえばフッキングしきれませんから1枚キャッチする毎、そして根掛かりしてしまった後などには釣鈎を爪などに引っ掛けて常に尖端を要確認!
そういった細かいチェックが【冬のタイラバ】攻略のキーポイントになってきます。
おすすめ鉤
KINRYU 喰わせ鈎
フッキングとホールドのベストバランス、先ネムリポイントがフックを吸い込んだ真鯛の口腔で滑べり、唇や閂の軟らかい所に確実にフッキングさせる『喰わせ鈎』です。
マイクロバーブ仕様がしなやかなフッキング感を損なわず高いホールド力をもたらします。
PEラインやスカートへのトラブルも軽減!!
佐々木洋三氏監修の鯛ラバ専用アシストフック
DECOY マイクロパイク
ライトタックルと軽量ジグで、様々なターゲットを狙うマイクロジギングに高次元に対応する小型ジギングフックです。ライトジグのアクションを損なうことなく、かつ獲物をしっかり捕らえるよう、強度UPと身切れを軽減するCF(Cubical Forged)加工を採用。また、鯛ラバ用アシストフックとしてもパイクの持つ高いポテンシャルを発揮します。
桜幻 スーパークイック Sサイズ・Mサイズ
とにかく早掛け、”触れれば、即刺す”を目指しました。特徴は細軸、ストレートポイント、マイクロバーブ、ショートシャンクで鈎先角度を大きく取り、コンタクト性能を追求しました。ターゲットの自重でバーブまで深く刺し、あわせ不要でのフッキングを実現しました。細軸軽量フックで、3本、4本などマルチフックシステムにも最適です。