明石タイラバ海苔パターン攻略のヒント

明石タイラバ海苔パターン攻略のヒント

タイラバって自分で色々と考えて巻き巻きして釣れても釣れなくても楽しくてそして怪我なく帰宅できて、また釣行に出かけられればそれが一番です。

とはいえ、やっぱり釣れたほうがもっと楽しいし、狙って釣った!1枚はサイズ関係なく嬉しいですよね。

でもでも、釣りたいのはチャリコよりグッドサイズ!

欲深くなるのが釣人です。

低水温期

そんな釣人の気持ちとは裏腹に…厳冬期のタイラバは甘くありません。タイラバ激戦区の明石ともなればより難しくなります。

そもそも低水温期のタイラバってどうなの?

それは12℃を下回るとマダイの活性は著しく低下する言われています。さらに10℃を下回ると、ほとんどタイラバを追い掛けなくなるといわれていて

2024年2月中旬の明石の水温は…

兵庫県農林水産技術相互センター参照
兵庫県農林水産技術相互センター参照

表面水温10.2℃

水深5m10.4℃

ということは水深が深い所でも10℃〜11℃。

真鯛の活性は低下する水温ですが…ただ、水温変化が±1℃も無く、安定していればチャンスありですね。

そのチャンスにかけて釣行に出掛ける、それが低水温期のタイラバ!低水温期でもタイラバが大好きな釣人は狙いにいきますよね!

どうやって攻略しようか?と考えるのも楽しいのがタイラバのひとつです!

ネクタイカラーで攻略

まずはネクタイカラー

明石の海苔パターンではどんなカラーが効果的なのか?

海苔のカラーに近いところから

・コーラ

・緑

・黒

このあたりがファーストチョイスでしょうか。

そして

オレンジ系やレッド系も効果抜群のタイミングもあります

2年ほど前、海苔棚で黒金・コーラ・緑にはアタらず、オレンジのみにアタリ多発、潮の動き出しのタイミングでした。

そういうことを考えると光量、潮流、天候などの変化点にタイミングを合わせていければより釣果に繋がりやすくなりますね。

巻き&フォールスピードで攻略

低活性の真鯛攻略にはデッドスローが基本。

着底から根掛かりも気にしながらデットスローで巻き巻き。違和感を感じたらそのままデットスローで巻き続けるか、もう少しスローに落とすか。

喰わす間を作ってあげる事がポイントですね!

「喰わす間」の詳しくはこちらの記事「明石タイラバ海苔パターン攻略のポイント」

我慢してデットスローのタイラバを展開しても反応がない場合、次はフォールスピードを変えてみる。

フォールスピードで反応が変わるということ知っていても実際に途中でブレーキレバーなどでカチカチと変えている人は意外と少ない…

バックラッシュに気をつけながら早くしてみたり、遅くしてみたり、底切りを早くしてみたり。

そんな調整をしてみるのも変化点のひとつ

いつものタイラバで反応が無ければ色々と変化点を自分で変えていくのも釣果への近道です。

ウエイトで攻略

今回、一番お伝えしたいのがこのウエイトでの攻略

どれぐらいの水深エリアでタイラバをしているか?にもよりますが、明石の海苔パターン時の攻略となるとシャローエリア。

水深30m付近だとTG45gを使うと思いますが、ここで30gや28gを使って潮噛みを狙う

潮が効いているレンジで水面に入るラインの角度がどれぐらいなのか、ここを見ておくのが重要です。

その角度は45°を基本としてそれ以になるのかそれ以下なのかをウエイトでコントロールしてみましょう。

それでもアタリが無ければ60gでストンと早めに落とす。(ライン角度が90°に近い状態)

さらにそれでもアタリが無ければ…80gでズドンと落とす。(ほぼライン角度が90°の状態)

この「ズドンと落とす」ことも効果的だったりします。

先日の釣行では30m前後のシャローエリアでTG30gが効いて釣果が伸びました。

シャローエリア以外でも通常TG45g〜60gを使うエリアでアタリが無ければ80gでズドン!

やってみる価値ありの考え方です。

アジャストさせる

低活性時のタイラバではネクタイカラー、巻きフォールスピード、ウエイトコントロールでその時どきで変わる真鯛の活性にアジャストさせることが釣果を出すポイントになります。

まずはいつも通り自分のタイラバを展開して、アタリが無ければ何をどう変えていくか、迷わずアジャストできればその1枚は次の釣果にも繋がる貴重な1枚になるに違いありません。

ぜひこの低活性時のタイラバ攻略法のヒントにしてみて下さい。

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